ジャイビーム！倫理と菩薩道と佐々井秀嶺上人のお話

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イベント出展情報

ALOHA！
今日は降ったりやんだりですね
雨は上がるのかな

今日も、みなさんが笑顔になれますように

昨日は、佐々井秀嶺上人のお話を聞いてきました
インド仏教界の最高指導者が日本人だってご存知ですか？
今、日本に来日されています
佐々井秀嶺上人は、このBlogでは時々書くけど、知らない人も多いです
僕は、心から尊敬してます

佐々井秀嶺上人の人生は、本が出ているほど波乱万丈です
背負われていて因縁や、あちこちから爪弾きにされて、3回の自殺未遂の末に、流れ流れてインドにたどり着きました
インドの人から見たら、わけのわかんない外国の人間がやってきて
どうして最高指導者にまでなることができるか

それは、最下層の貧しい人々に寄り添ったからです
そして、そういう人達の権利のために、ともに闘っているからです
未だに、貧しい地域の粗末な（失礼）ところに暮らして、貧しい地域の方からの寄進された同じもの食べて暮らされてます
そして、もうご高齢にもかかわらず（81歳）精力的に活動されます
反骨の人です

インドにはヒンドゥー教徒が多いです
カースト制度があり、最下層のアンタッチャブル（不可触民）という階層の人達は（法律上は廃止されてますが）ものすごい差別を受けているそうです（僕はインドに行ったことがないので、実際の体温はわからないけど）

その中で、その不可触民の人たちを仏教徒へ変えることにより開放する運動（新仏教運動）がビームラーオ・アンベードカル博士によって生まれました
ご自身も最下層出身で、血のにじむような苦労をされて、インドの法務大臣にまでになってインドの憲法を書いた方です、1956年に志半ばで亡くなってます
佐々井上人は、その後を引き継いでます
そして、今も、最下層の方のために闘っています

昨日は、アンベードカル博士や佐々井上人の活動に驚嘆して研究されている、大学の先生方４人で作られている「B.R.アンベードカル及びエンゲイジド・ブッディズム研究会」の先生方との対話や、参加者からの質問などでの会が進められてました

そんな中で、今の日本に感じられる、閉塞感や、生きる上での不安をどうしたら良いかとの質問に対して、「生きがい」をもつことと答えられていました
ただ、「生きがい」の意味は、とても「他利的」です
この辺は仏教思想とも絡んでくるけど、他者のため、みんなが良くなるためと言う意味です（特定の権力者の都合ではないです）
その中心には良心があるんだと思います
言い方を変えると、自分が正しいと思ったことのため、信念のために生きると言う意味だと思います
何があっても、たとえ自分ひとりになって貫いていける何か
みんな、探してるけど、なかなか見つからないことかもしれないけど．．．
だけど、本当に大切なことだと思います
「菩薩道」です

B.R.アンベードカル及びエンゲイジド・ブッディズム研究会の関根康正先生が（関西学院大学）最後に解説でお話されていたて、とても感動したのでお伝えいします
「信念を持って生きる、それを始めると、そこから”倫理”が生まれるんじゃないかって」
良心や信念や倫理、なにか今の社会で表に出てきづらいことだと思います
ましてや、今の政府の中心から倫理を壊そうとしてる時代です

佐々井上人とアンベードカル博士の考え方を、もっと広めていこうって志を伝えてくださいました

大変だけど、僕もそんな生き方を選択していきます
そして、自分にできる形で表現していこうと思います
そういう思いでカウンセリングやリーディングに取り組みます

佐々井上人のもう一つのライフワークである仏教遺跡の発掘や保存について書かれた著作を購入して、お願いしてサインをいただきました
宝物にします
ジャイビーム

mahalo
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