正義のエンタメとしての消費　社会正義と消費主義

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ALOHA！
今日も、みなさんが笑顔になれますように。

世の中の正義の難しさのお話の続きです。
世の中で起きていることをマクロで俯瞰していくと、様々な不条理が起きていますが、ミクロで見ていった時に、事件の特異性や、どれだけ身近な関心ごととリンクしているかで、騒がれ方が違います。
ものすごく不謹慎な例えですが、起きたことをミクロとして見た時の、ある意味のエンタメ的な要素、これはすごく大きいと思います。

ブラック企業で、誰かが死んでも、みんな無関心です。
過労死で問題なったり、ひどい契約で財産を失って廃業になって、自ら命を立つ人がいても、それが、大きな有名な企業だと、無関心だったりします。
もしかすると、記憶から消えてしまったいるかもしれないですが、議員にまでなった方が代表を努めた大手居酒屋チェーンや、大手コンビニエンスストアなど、多くの方が利用するお店で、過労死やひどい契約で自殺者が出たことがニュースになったこともあります。
ですが、多くの人が便利に利用したりして、利便性が勝ると、いつのまにか有耶無耶になります。
そして、派手で明るいプロモーションなどで、いつも内包されている問題が忘れされてます。

反対に、何か身近で、わかりやすくて、感情に響くことだと、一斉に執拗に叩き出す方が増えます。
正義というのは、とても難しいことだと思います。
誰にとっての正義なのかわからなくなることがあります。
よく言われていますが、正義と正義だから、戦争になります。
そして、正義の裏側には、時として、誰かの利益と、誰かの不利益を含んでいたりします。

判断の難しいことは、騒がれなかったりします。
わかりやすい正義、自分が安心して遂行できる正義、使い勝手の良い正義。
皮肉な言い方ですが、正義は、時としてエンターテイメントなんだと思います。
ですが、こういうことも、今にはじまったことではないです。
江戸時代にも、さらし首や、はりつけ、火あぶりなど、公開される処刑もありました。

世の中には、自分と関係のない、誰かの不幸が大好きな、残酷な生き物も多いのだと思います。
そこに乗せて、正義のカタルシスを感じること。
心の奥では、日頃の鬱憤を乗せている人もいます。
人は、感情の動くことに意識がいくことは、仕方のないことでもあると思います。
ですが、時々、俯瞰することで、もう少し違う視点でものを見ることも出来ると思います。

mahalo
最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。

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