マナカード 2021年2月27日おとめ座の満月

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ALOHA!
満月と新月の時に、みなさんにお伝えするマナカードのメッセージです。
基本的なカードの意味だけではなくて、インスピレーションで。
目に留まった方はあなたへのメッセージかも!

2021年2月12日14時01分にみずがめ座の新月です。
ボイドタイムの3月1日0時59分~1日4時18分は、お願い事を避けてくださいね。

少しずつ春らしい日が多くなってきましたね。もうすぐ卒業式のシーズンです。
COVID-19(コロナウイルス)で混乱した日々であっても、春はそれぞれ、自分の進路に進んだり、迷うことも多くなります。「迷う」をテーマにマナカードを引いてみました。

No.39
LEHUA(オヒアレフア)
イニシエーション

オヒアレフアはオヒアの木、レフアの花と言われてます。
ペレの島、火山の島、ハワイ島のきれいな花です。

オフアレフアには有名な悲しい物語があります。
イケメンのオヒアに女神ペレが恋をしましたが、オヒアには大好きなレフアがいたので、怖かったけど断りました。
ペレは怒って、オヒアを木に変えてしまいました。
そのために、レフアはずっとずっと泣き続きました。
これを憐れんだ神様たちによって花に変えられて、オヒアの木につけられました。
今でもレフアの花を摘むとオヒアと離れたくないので泣いて雨が降るそうです。

レフアの花は、女神カポとも結びついています。
カポは魔術の女神でもあります。
レフアは生と死、魅力、専門技術と結びついてます。
そして、オフアレフアはペレの破壊の炎、溶岩が焼き尽くした大地に、一番最初に芽を出して根を大きく張って根付く花でもあります。
オヒアレフアのカードの意味、イニシエーションは、あなたが十分にいろんなことを学んで、イニシエーションを受ける準備ができたことを教えてくれています。

人生は、迷うことの連続かもしれません。
迷うということは、より良い方向進みたいということでもあります。
また、自分の判断への不安。自身のなさ。そんな心の葛藤の表れでもあります。
言い換えると、成長している過程なんだと思います。
真っ直ぐに、自分の道を進みたからこそ、迷うのかもしれません。

迷うことと、決断することは表裏一体です。
迷いの裏返しが決断です。
何かを決めるために、迷って、悩んで、苦しんで、そして答えを出します。
その答えはあっているのかどうか。
それは、自分にしかわかりません。
そして、もしかすると本当に答えがわかるのが、ずっとずっと先かもしれません。

レフアのカードは、そんな人生の岐路における迷いが、先に進むためのイニシエーションであることを教えてくれています。
言い換えると、まっすぐ進んできたからこそ、今の段階での次に進むための迷いがあると言うことです。
恐れないで、自分が一番正しいと思う決断をして下さい。
きっと、未来が開けると思います。

mahalo
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マナカードリーディング 2021/2/27

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マナカードについて
マナカードは、ハワイの神話や物語をベースに作られたカードです。
ハワイ大学ヒロ校コミュニケーション学科で助教授をされている「キャサリン・ベッカー」さんがインスピレーションを得て作りました。
カードは全部で44枚があります。 ハワイでは4が神聖な数字です。 古典フラ(フラカヒコ)も4拍子です。 44枚の内の5枚は上下の出方で意味が変わります。

図柄は、とても美しくて優しい感じで、どこか素朴です。
カードには、主の図柄の他に、お花や鳥や波や海や星や溶岩など自然現象がたくさん描かれています。
そして、描かれているお花にもたくさんの物語が隠れていたりします。
裏面には神聖で大切な植物であり食べ物、神様が人間の兄弟として創った「タロイモ」の葉が書かれています。
古代ハワイアンは文字を持たなかったために、チャンター(語り部)が言葉で語り継ぎました。
「クムリポ」というハワイの創世神話など、ものすごく長い物語を何世代にもわたってか語り継ぎました。
古代ハワイアンは多神教なので、日本の神話にも類似点があります。
個々のエピソードでもどこか似ている話があり、環太平洋の文化として研究されている方もいます。

ハワイの神様もとても個性的で、時にはとても人間臭いです。
ハワイアンは自然と共に生きて、自然をリスペクトしています。
そのために自然を表す言葉がたくさんあります。
雨や風を表す言葉だけでも数百あるとも言われてます。
激しく降る雨や、丘に優しく降る雨、どこかの土地に降る雨や吹く風によって名前が違います。
マナカードは、そんなハワイの英知が詰まったメッセージを届けるカードです。