マナカードについて

ALOHA
マナカードについて、説明させてください

マナカードは、ハワイの神話や物語をベースに作られたカードです
ハワイ大学ヒロ校コミュニケーション学科で助教授をされている「キャサリン・ベッカー」さんがインスピレーションを得て作りました

カードは全部で44枚があります
ハワイでは4が神聖な数字です
フラカヒコ(古典フラ)も4拍子です

44枚の内の5枚は上下の出方で意味が変わります

よく、比較されてますが、タロットカードと違って恐ろしい図柄はありません
どちらが良いとかではなく、メッセージの質や雰囲気も違います

裏面には神聖で大切な植物であり食べ物、神様が人間の兄弟として創った「タロイモ」の葉が書かれています

ハワイには、たくさんの神話があります
古代ハワイアンは文字を持たなかったために、チャンター(語り部)が言葉で語り継ぎました
ものすごく長い物語を、何世代にもわたってか語り継ぎました
有名なもので「クムリポ」というハワイの創世神話があります

古代ハワイアンは多神教なので、日本の神話にも類似点があります
個々のエピソードでもどこか似ている話があり、環太平洋の文化として研究されている方もいます

ハワイの神様もとても個性的で、時にはとても人間臭いです(笑

一つの物語に、いくつかのバージョンが存在するものや
物語によっては、同じ神様でも役割が変わったり
パートナーが変わっていたりします

ハワイアンは自然と共に生きて、自然をリスペクトしています
そのために自然を表す言葉がたくさんあります
雨や風を表す言葉だけでも数百あるとも言われてます
激しく降る雨や、丘に優しく降る雨、どこかの土地に降る雨や吹く風によって名前が違います

マナカードは、そんなハワイの英知が詰まったメッセージを届けるカードです

図柄は、とても美しくて優しい感じで、どこか素朴です
マウイ島に住む「ドヤ・ナーディン」さんが描いてます
カードには、主の図柄の他に、お花や鳥や波や海や星や溶岩など自然現象がたくさん描かれています

そして、描かれているお花にもたくさんの物語が隠れていたりします

カードには、それぞれに主の意味があります
もちろん、その意味は大切ですが、他にも、カードに描かれているヒントも読み解きます

リーディングをさせていただくときは、クライアントさんとお話しさせていただいて、言語でお伝えいただいたこと、非言語で伝えたいこと、置かれている状況、持たれている感情、質問の真意、問題の本質、心の状態、本当に望んでいることを読み取らせていただいてます

そして、カードの内容とインスピレーションで返答させていただきます

僕のセッションは、占い的に「できる」「できない」の判断はあまりしないです
それよりも、どうしたら最善の結果になるかのアドバイスをカードに問いかけます