ALOHA!
今日も、みなさんが笑顔になれますように。
2022年5月21日に恵比寿で、モアナヌイアケア(MOANANUIAKEA)の上映がありました。
ハワイ州観光局主催の映画です。登録すれば無料で観ることが出来ます。
愛知や川崎などでも開かれます。
こちらのページに、上映スケジュールが記載されています。
本当に楽しみにして観に行きました。
MOANANUIAKEAは、ハワイ伝統航海カヌーのホクレア(Hokulea)が2014年から2017年にかけて世界18カ国を回るドキュメンタリー映画です。
約75,639kmを巡航したそうです。
なんだか、これだけ読んでもピントはこないかもしれません。
このドキュメンタリーに出てくる、ホクレアは、ハワイ伝統航海カヌーです。
古代のポリネシアで用いられていた木造船のレプリカです。
外洋航海の出来る双胴のアウトリガーカヌーです。
ホクレアとはハワイ語で「喜びの星」という意味があります。
ホクレアには、長い物語があります。
かつて古代のポリネシアでは、このタイプのカヌーで太平洋を渡っていました。
大型のカヌーといっても、木造で全長約19メートルです。
そして、古代ポリネシアには、羅針盤もありません。
その中で、何千キロも、延々と陸地の見えない海を航海していました。
時には大嵐になる海です。
きっと、命を落とした人も少なからずいたのではないでしょうか。
陸地の見えない、何の目印のない海を何千キロも航海するのにどうしていたのでしょうか。
ポリネシアにはウェイファインディング(Wayfinding) 、ポリネシア航法と呼ばれる伝統航海術があります。
GPS、六分儀、羅針盤、海図、クロノメーターなどの機器を用いない航海術です。
ウェイファインディングは、スターナヴィゲーションと呼ばれることもあります。
星を見て、海流を読んで、風を読んで、動物たちを観て、ありとあらゆる自然現象を観察、観測することで、自らの現在位置と方向を推測する航法技術を発達させていきました。
ポリネシアには、そんな高度な航海術、高度な文化がありました。
ポリネシアは大陸ではないですが、海を繋いで太平洋の文化圏です。
続きな次回です。
mahalo
最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。