飯名神社に参拝しました　宇気母知神

ALOHA！
今日も、みなさんが笑顔になれますように。

2020年12月に、茨城県つくば市にある飯名神社（いいなじんじゃ）さんに参拝したときのお話です。
月水石神社を出て飯名神社に向かいました。
飯名神社さんは、大きな神社さんではないですが、「常陸国風土記」にも「飯名神」として記載されています。
筑波山で一番古い神社と言われています。
中世には「飯奈野神社」や「稲野宮」と呼ばれていて、現在でも「稲野（飯名、臼井）の弁天様」と親しまれているそうです。
毎年、正月明けの初めての巳の日に「初巳祭り」と言う例祭が行われて、境内ではだるま市が開かれて、大変に賑わっているそうです。

飯名神社は、月水石神社さんから歩いて10分ぐらいのところにあります。
この辺の道は、筑波山への古くからの参道です。
こういうところにも、筑波山は古くからの信仰の山だったことがうかがいしれます。

周りに民家の点在する、のどかな道を歩いていきます。
どこのお家も、庭がひろいですね。
筑波山から、麓に下っていく感じなので坂を降りていきます。
暫く歩くと、飯名神社さんに裏から回り込む感じで到着します。

飯名神社さんは、大きい神社ではないですが、木立の中にあってとても重厚な雰囲気です。
近くの方から、大切にされている感じを受けます。
鳥居をくぐると階段があります。

飯名神社さんの御祭神は、宇気母知神と市杵嶋姫命です。
他に、伊邪那岐命、伊邪那美命、須佐之男命、大己貴命、金山比古命もお祀りされています。
宇気母知神は、日本書紀にだけ登場する保食神（うけもちのかみ）です。
保食神はストーリーが似ていることから、古事記のオオゲツヒメと同一神とされることもあるそうです。
また、同じ食物神である宇迦之御魂神と同一視されたり、稲荷神社に祀られたり、馬頭観音と同一視されることもあるそうです。
どちらにしても、食物の神様です。
ですが、御神体は巨石（磐座）です。
ここにも、磐座信仰の痕跡があります。
続きは次回です。

mahalo
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