サピエンス全史を読んでます 虚構
ALOHA!
今日も、みなさんが笑顔になれますように。
サピエンス全史を読んで感じたことを書いています。前回からの続きです。
虚構という言葉をどんな意味で使われているかですが、難しいけどちょっと書いてみます。
ですが、あくまでも僕の解釈なので、ずれてるかもしれません。
概念なので、とてもむずかしいです。
虚構が表しているものは、実際にあるもの、物理的に存在して触ったり出来るものではなくて、実際にないものです。
著者は、実在の「会社」を例に取って説明しています。
その実在の会社は、洞窟に描かれていたライオンのメタファーとして、フランスの自動車メーカーのプジョー社を引き合いに出しているところに、とても機知を感じます。
会社は、法人です。法の上では法人格として存在します。
会社には所在地はあります。そこにいる社員に触ったり、会社のある建物や、備品、書類も、実際に触ることは出来ます。
ですが、会社には、触ることが出来ません。
概念として存在して、機能していますが、実態はありません。
それを虚構と表現されています。
虚構は、実態はないですが、人々の頭の中や心には実際に存在します。
そして、その虚構によって、人々はまとまることが出来ます。
狩猟採集により生活を行っていた太古の人類にとって、何かの理由で、獲物がいなくなったり、食べられる植物がなかったりした時。食料が取れないことは、死活問題です。
そんな中で、何か、自分たちを超えた自然を司る存在を自然に感じたのかもしれません。
神の概念です。
洞窟の壁画に描かれた絵からも、うかがい知れるそうです。
そして、神という概念が生まれることで、信仰も生まれていきました。
神は、実際に見えないですが、神様を信仰している人はたくさんいます。
その見えない概念である神様のために、戦争を起こして命がけで戦うことは、歴史でも証明されています。
それだけ、生み出された虚構が、人々をまとめることが出来ます。
虚構が発明されたという説の根拠は、なんでしょうか。
僕には、とても説得力がありました。
もし、虚構がなかったとしても、少数の人数であれば、人々はまとまることはできるそうです。
差し迫った実際の脅威があれば、まとまって戦うとあります。
ですが、もし、人数を1000人単位に考えると、行動がバラバラになって、まとまって戦えないということが根拠になっています。
同様に、集落をつくったとしても、少人数であれば、まとまることができますが、人数が多くなると、考え方や、思惑、利害、いろいろな要因で、まとまることは困難になるとあります。
何か、まとまるための「何か」があるかどうかで、行動が変わってくること、なんとなく直感的に、そうなることが理解できます。
続きは次回です。
mahalo
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