ロックミュージックとアイデンティティ
ALOHA!
今日も、みなさんが笑顔になれますように。
先日、音楽評論家の渋谷陽一氏と、“ヘヴィメタルの帝王”と称されたオジー・オズボーン氏の訃報が、相次いで届きました。
お二人とも、僕の生き方や価値観に多大な影響を与えてくださいました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

若い頃の僕は、どこにも自分の居場所を見つけられずにいました。
学校にも家のも居場所がない。
社会とのつながり方が分からず、息が詰まるような閉塞感の中にいたのを覚えています。そんなときに出会ったのが、ロックミュージックでした。
体の奥深くに突き刺さるような、これまで味わったことのない音の洪水。
聞き慣れない異文化の音階、音色、ビート、リズム。
魂を激しく揺さぶるようなエネルギーに、僕の心は一気に奪われていきました。
それは、言葉では説明しきれない「何か」を確かに伝えてきました。

とはいえ、田舎に暮らす中高生に、そう簡単にレコード(当時はね)を買えるようなお金はありません。
そんな中で、毎回楽しみにしていたのが、渋谷陽一さんのFM番組でした。
新しい音楽を次々と紹介してくれる彼の放送に、僕は本気で耳を傾けていました。
同世代でロックに夢中になった人たちには、同じような記憶を持つ方も多いのではないでしょうか。
また、難解な音楽を聞くようにしつけられていった気がします。
何度も聞かないと、理解も出来ないし良さがわからない音楽。
おかげで、深く音楽を聞けるようになりました。

オジーのいたブラック・サバスのサウンドは、異質でした。
初めて聞いたときは衝撃でした。
まとわりつくような溜めのある重いビート、強く歪んで湿り気を帯びたギターリフ、オジーの深く響く声。
その思いサウンドは、「ヘヴィメタル(重金属)」の元祖だと言われています。
その後、ソロになったオジーの音楽は、よりキャッチーになりましたが、相変わらず圧倒的でした。
早逝の天才ギタリスト、ランディ・ローズが奏でるギターラインは、何度聴いても美しくて魅せられました。
繰り返し聞いてコピーしたあの旋律は、今でも身体に染みついています。
多くのファンが、オジーは、天国でランディと再開してるねって、あちこちに思いを書き込んでます。

ロックミュージックには、バンドやミュージシャンが育ってきた地域、民族、人種、宗教といった背景が色濃く反映されています。多様な文化のエッセンスが詰まっています。
音の中に、精神や文化、魂の叫び、思想、価値観、時代背景などを感じ取ることが出来ます。
東洋と西洋の文化の違いを感じて、宗教や哲学をわからないなりに学びました。
もしロックミュージックに出会っていなかったら、今の僕がどこにいたのか、まったく想像がつきません。
ロックミュージックは、僕に「自分の居場所」というものを与えてくれました。
本当に、ありがとう。
mahalo
最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。
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オジー・オズボーン, ギター, ブラック・サバス, ロック, 渋谷陽一