面授という言葉
ALOHA!
今、五木寛之氏の「日本人のこころ」という本を読んでます
全部で6巻まであります
新品がないのでamazonで中古で購入しました
とても、参考になることや、自分が知りたくて調べていることがばっちり書いてあります詳しいことは、今度Blogに書きますね
読んでいて、一つの言葉が心に入ってきました
「面授」と言うと言葉です
とても響いたので、まだ、うまく表現できないけど、お伝えさせてください
この言葉は、仏教の言葉で、広辞苑によると「文章などで広く教えるものではない重要な教えを,師から弟子へと直接伝授すること」という意味です
なにか、とても深い言葉で大切な言葉だと感じました
たぶん、まだ、表面的にしか理解できてないけど...
ニュアンス的には、何か大切なものを継承することや、一子相伝によって伝わることに近いのかもしれません
仏教的な意味では(あるいはどこの宗教でもあるかもしれません)、教えの本当の本当の奥にあるものを伝えることなのかもしれません
口伝によって大切なものを伝えていくことって、まさに現在のインターネットの文化と真逆の文化だと思いました
もちろん、インターネットを否定するという意味ではないです。情報網の発達でも補えない何かという意味です
自分の中でのインターネットの解釈は「情報や知の可視化・見える化」だと思ってます
Google社の言葉を借りると「あらゆる情報のインデックス化」です
あらゆる情報を形式知化する作業
ある意味、文明的な作業です
とても西洋的で、膨大な量のものをドキュメント化やマニュアル化して知として蓄積・分類していく科学的な作業です
今の現代社会が恩恵を受けている作業でもあります
企業でも業務のドキュメント化やマニュアル化は均一のサービスの提供のために必要とされてます
グローバリゼーションということなのかもしれません
コピペ文化ではないですが、どこか、なんでも調べれば解決できるような風潮もあります
でも、現実的はでも、情報が知という形で表に出ても、すべてが補いきれるわけではないです
本質的に、受け取るためには、それ相応の準備が必要なことや、授ける側は、それを見極める力が必要なこともあります
その人のもつ暗黙知、教養や人間性や、本質的な強さかもしれません
ハワイの文化復興のシンボルだった、古代のカヌーを再現したホクレア号による航海
スターナビゲーションという羅針盤もなかったころに、太平洋を縦横無尽に行き来した古代の素晴らしい航海術
ハワイでは失われてしまったこの航海術をたのポリネシアの島々から学ぶことも、きっと、この「面授」だったと思います
ハワイの壮大なる創世神話の叙事詩「クムリポ(Kumulipo)」も口伝です
古代ハワイアンは文字を持っていません、王家専属のチャンター(祝詞をあげる人)が口伝で伝承してました
ものすごい、長い物語をすべて暗記して伝えてました
物理的なこともそうですが、そこに込められた思いを伝承していくってすごいことだと思います
フラも口伝です、クム(先生)からの直接指導で、次の世代に受け継がれていきます
面授という言葉の後ろ側にある、暗黙知による相互理解や共感や共鳴
なんとなくですが、人間同士は本来、どこか無意識的な領域でそういうことを交換し合っているような気がしました
何かとても大切なことを受け継ぐこと
感性や、受容性や柔軟性や教養や洞察力など、いろんな力を付けることは本当に大切だと思いました
ちょっと独り言でした
mahalo
最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。
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