マナカード　2022年7月7日七夕

ALOHA！
基本的なカードの意味だけではなくて、インスピレーションで。
目に留まった方はあなたへのメッセージかも！
2022年7月7日は七夕さまです。
織姫様と彦星様のお話が有名ですが、七夕には、日本だけではなくて亜細亜圏全般で、様々な行事があるそうです。
「会う」をテーマにカードを引いてみました。

19.
OLE
（ほら貝）
物語

モオレロ（mo’olelo）は物語という意味です。ハワイ人は自分たちの家系、歴史、文化を、物語、フラ、詩、チャントで伝えました。
そのため昔は書き言葉は必要ありませんでした。
オレ（ole）はあなたが耳にした物語や、あなたが目覚めているときに編み上げる物語に、十分な注意を払うことの重要性を教えてくれます。
それらの物語はあなたの発展の助けになりますか？それとも邪魔になりますか？

現実は、わたしたちが話をしたり信じたりする物語によって形づくられます。
他の人たちと分かち合うのはどんな物語ですか。自分にどんな物語を話してますか。その物語はどこから来ましたか。

七夕の物語の中で、年に一度だけ、恋人たちが会うことが出来ます。
ですが、雨が降ると、その年には会えないと言う、切ないお話でもあります。
本人同士の思いだけではなくて、周りの環境、自分たちの置かれた環境、行動によって、作られた物語でもあります。

オレは物語を意味します。
そして、自分の物語は、自分で紡ぐことが出来ます。
誰と会うか、誰とどんな関係性を紡いでいくかで、人生はまったく違うものになります。関係性は、望むもの、望まないもの。
あるいは、望んだけれども違う形になってしまったもの。
お互いの変化の中で、よくなる関係性や悪くなる関係性など様々です。
ですが、人は生きていく中で、誰かと関係性を作ることで、人生を形作っていきます。

自分で物語を紡いでいくこと。
自分が自分の人生の主役であること。
人生の中で、いろいろなことが起きると思います。
ですが、未来を信じて、自分の人生を紡いでいくことがとても大切です。

mahalo
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マナカードについて

マナカードは、ハワイの神話や物語をベースに作られたカードです。
ハワイ大学ヒロ校コミュニケーション学科で助教授をされている「キャサリン･ベッカー」さんがインスピレーションを得て作りました。
カードは全部で44枚があります。 ハワイでは4が神聖な数字です。 古典フラ（フラカヒコ）も4拍子です。 44枚の内の5枚は上下の出方で意味が変わります。

図柄は、とても美しくて優しい感じで、どこか素朴です。
カードには、主の図柄の他に、お花や鳥や波や海や星や溶岩など自然現象がたくさん描かれています。
そして、描かれているお花にもたくさんの物語が隠れていたりします。
裏面には神聖で大切な植物であり食べ物、神様が人間の兄弟として創った「タロイモ」の葉が書かれています。
古代ハワイアンは文字を持たなかったために、チャンター（語り部）が言葉で語り継ぎました。
「クムリポ」というハワイの創世神話など、ものすごく長い物語を何世代にもわたってか語り継ぎました。
古代ハワイアンは多神教なので、日本の神話にも類似点があります。
個々のエピソードでもどこか似ている話があり、環太平洋の文化として研究されている方もいます。

ハワイの神様もとても個性的で、時にはとても人間臭いです。
ハワイアンは自然と共に生きて、自然をリスペクトしています。
そのために自然を表す言葉がたくさんあります。
雨や風を表す言葉だけでも数百あるとも言われてます。
激しく降る雨や、丘に優しく降る雨、どこかの土地に降る雨や吹く風によって名前が違います。
マナカードは、そんなハワイの英知が詰まったメッセージを届けるカードです。

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