みちのくのいとしい仏たちを観てきました
ALOHA!
今日も、みなさんが笑顔になれますように。
東京ステーションギャラリーで開催されている「みちのくのいとしい仏たち」を観てきました。
みちのくのいとしい仏たちは、北東北に残る個性派ぞろいの「民間仏」が約130点ほど展示されています。
「民間仏」というのは、仏像づくりのプロである仏師ではなくて、地元の大工さんや木地師さんが彫った仏像や神像です。
近世以降、幕府や諸藩によって、お寺が整理されて「本山」を中心として均一化、様式化されていきました。
そのような管轄下にある仏像を彫るのは、大阪・京都・江戸・鎌倉などの都市部の高い技術をもつ工房の優れた技術を持つ仏師達です。
それに対して、地方の村々の小さなお堂や祠などには、仏像彫りの専門家ではない、地元の大工さんや木地師たちが、仏像や神像を彫っていきました。
そのため、とても個性的な仏像がたくさんあります。
どう考えても頭と身体のバランスのおかしい仏様。
なんとも言えない表情の仏様。
本来であれば、その仏像にあるはずの、この仏様は何を持ってどんなポーズをして、どんな表情をしているなどのルールを無視している仏様。
何かが少し、あるいは大幅に違う仏像、神像たちです。
勝手に想像をたくましくしてみました。
昔は今と違って、簡単には遠くに行けなかったと思います。
一生を村の中で過ごす方も多かったのでは無いでしょうか。
そんな中で、もしかしたら、自分では観たことがない仏様のお姿を、地元で木工の心得のある職業の方、大工さんや木地師さんが、想像力を働かせて作ったのだと思います。
観てきた人の言葉を頼りに彫ったり、あるいは自分でも観てきたけど、観てきた印象だけを頼りに彫ったり。
この仏様は、どんな約束事があって、どんなポーズでなどの情報も伝わっていなかったのでは無いでしょうか。
村の人達も、観たことをない人がほとんどだったので、どんな仏様であっても受け入れたのだと思います。
また、その地方に伝わる信仰もあったりして、様々な要素が混じったのでは無いでしょうか。
地方の村には、その地域独特の生活があって、ましてや寒い地域なので、もしかすると、決して豊かでは無かったところもあると思います。
それでも、飢饉や年貢で苦しんだ年もあったと思います。
そんな中で、村の人の心の拠りどころになった仏様達。
お姿は、ユーモラスであっても、心がこもっていて、ちゃんと魂も入っていたのだと思います。
実際に、展示品の何点かからは、仏様の気を感じることが出来ました。
そして、村の人達を暖かく見守っていたのだと思います。
観ていると、ほっとするとてもあたたかい仏様たちでした。
mahalo
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