隠れ念仏
ALOHA!
今、五木寛之氏の「日本人のこころ」というシリーズを読んでます
小説ではありません。「BOOK」データベースには下記の説明があります
「私たちは、本当の日本を知らない。日本史の最底辺に下降せよ。そこに、隠された日本人のこころがある。日本人がかつて持っていた知られざる豊かな世界、その驚くべき情念と、生き方を探す旅。」
今は新刊が手に入らないので、Amazonで中古で探しました
僕は、本を読むときは、複数を同時に読むので、関連する本を他にも並行して読んでますあと、実は、あんまり小説は読みません
全然、知らないことが書かれてます
歴史では、表舞台で活躍した人たちにフォーカスが当たって、一般的な庶民やそれこそ最底辺の人たちの生活がどうであったかは、あまり出てきません
そういう底流に流れる文化だったり、人々の営みなに興味があるので、この本に出合えた時は感動でした
こういった、フィールドワークを重ねて、史実や伝承されている内容を拾っていって、まとめる手法は、一般的には学者の先生が行ってます
学者の先生の書いた書籍は、資料的価値はすごいし、専門性もあるのですが、内容が難しくなるきらいがあります
ですが、五木寛之氏は小説家なので、感動的にわかりやすいです
先日、Blogで平将門公のことを書いた時もそうですが、個人的に自分の中でいくつかテーマがあります
その中の一つに、農民などの一般の人に広まって、民衆が蜂起して一向一揆につながる「浄土真宗」がどうやって広まっていったかに興味があります
あと、蓮如上人にも興味を持ってます(浄土真宗は親鸞上人によって開かれて蓮如上人によって広められました)
仏教も、伝来する時期によって内容が違うし、広まり方も違います
また、宗教は為政者によって都合よく政治利用されます
当時、身分の低い農民などは功徳を積まないので、浄土に行けないとされていましたが、「浄土真宗」阿弥陀仏信仰には、悪人正機(あくにんしょうき)という考え方。阿弥陀仏はすべての衆生を救済するという考えかたがあり、猛烈な勢いで庶民に広がりました
そんな危険な要素があるので、為政者は広まることを恐れて迫害しました。「親鸞上人」も流浪しました。「蓮如上人」も追われて拠点をいくつか変更しました
僕は、戦国武将にまったく興味がありません
あんまり知られてないですが、織田信長は自分に歯向かった信徒を2万人ぐらい、女子供年寄り関係なく虐殺しました
いつの時代もそうですが、民衆が力を持つことを為政者は恐れて弾圧します
今の時代もあまり変わらないけど...
旧薩摩藩や旧人吉藩では、三百年にわたり強烈に弾圧されました
キリシタンの弾圧は有名ですが、仏教の弾圧の歴史もありました
そのために、地下に潜る形で「隠れ念仏」という信仰が広まりました
当然、為政者にばれると、拷問の上死罪です
信仰や仲間を守るために、殉教された名もない庶民がたくさんいます
そこまでして守る信仰って、どんなことだったのでしょうか
それは「浄土に行く」ということだけです
現生で幸せになるとかではなく、死後に浄土に行けるという
もちろん、そこには仲間を守る要素も大きかったと思うし
理屈ではない、想像を絶するいろんな大切な気持ちがあったと思います
この話に、とても魂が揺さぶられました
また、こういった日本の底流にある大切な話をお伝えさせてくださいね
mahalo
最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。
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